http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000078-mailo-l21
◇色鮮やかな実を観賞する
高山市国府町三日町で26日、観賞用の実バラ「ベアー・アイ」の出荷が始まった。色鮮やかで日持ちする赤やだいだい色の実を観賞する品種で、リースやブーケ、テーブル花などとして重宝されている。栽培は4年目に入って軌道に乗り、昨年の3倍以上の10万本の収量が見込まれている。
栽培されているのはオランダ原産のオータムスプライト、マジカルファンタジーなどの4品種。野バラの一種で、樹高は約1・5メートル。6、7月ごろ茎の先にハマナスのようなピンクの花を咲かせた後、直径1センチ前後の赤い実を20〜30個つける。
耐寒性が高く、高冷地ほど鮮やかな色の実になるため、国府町はうってつけだ。
ベアーは「実る」、アイは「瞳」という意味。アイは日本語の「愛」にも通じ、「実バラが実ると愛が実る」との意味が込められている。
合併前の旧国府町が、農家人口の減少や高齢化による農地の遊休化の加速に歯止めをかけようと、国の構造改革特区(農業特区)の指定を受けて取り組んだ。岐阜JAライン会社(本社・各務原市)が4年前、遊休地約1・5ヘクタールを利用して栽培を開始。2年目から
関東、関西、
名古屋方面の花市場へ出荷し、ホテルや
結婚式場などで人気があるという。
同社飛騨営業所の玉腰広幸所長は「今年は冷蔵保存して、クリスマス時期に出荷させることも検討している」と話している。【奈良正臣】
9月27日朝刊
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